非効率性を排して1日に20TBのデータを処理

StorNextにより、ニュージーランドのポスト・プロダクション施設が1日に最大20TBの映像素材を処理

ニュージーランドに位置する映画制作者のための最高の施設であるPark Road Post Productionは、予算の潤沢なハリウッド映画だけでなく、独立系のニュージーランド映画も手掛けています。最終的な作品を仕上げるまで大量のデジタル・データを扱うため、同施設ではデータ管理のためにStorNextソフトウェアを採用しました。その結果、Park Roadは、要求の厳しい今日のデジタル・ワークフローと関連するコンテンツ量の増加に対処できるようになりました。

データに溺れて

Park Road が直面した課題は、デジタル映画制作で現在生成されるデータの急速な増加に対応するためにシステムを拡張することでした。既存のコンテンツ管理ツールは、データの取り込み、コラボレーション、配布、およびアーカイブといった要求に、ほとんどの場合対処できません。データの迅速なやりとりは映画製作における重要な要因であるため、映画制作者が自分の創造に時間を最大限費やせる環境を提供できるかどうかが、Park Roadの競争上の優位性にとって重要な鍵となります。

Park Roadの技術責任者、Phil Oatley氏は次のように述べています。「今後予想される需要を満たすには、大幅に処理速度を上げ容量を拡張する必要があることに気づきました。1つのプロジェクトで、各撮影日には平均で6TB〜12TBの新しい映像素材を処理していましたが、本当に忙しい日は20 TBになることもありました。新しい素材はすべて、12時間以内に処理してクライアントに送る必要がありました」

要するに、Park Roadは「データに溺れる」ことの予想に直面していました。プロダクション施設は、スピード、効率性、およびスケーラビリティを備えたソリューションを必要としていました。

すでにクアンタムの技術の有効性を理解していたPark Roadでは、Apple以外のSANクライアントにQuantum StorNext FX、アーカイブにQuantum Scalarテープ・ライブラリを使用していました。Park Roadの技術パートナーであるFactorialの勧めに従い、完全版のStorNextソフトウェアとStorNext i6000エンタープライズ・テープ・ライブラリで構成された大規模なクアンタム・ソリューションを実装することを決めました。

メリット:スケーラビリティ、スピード

クアンタム・ソリューションは、Park Roadの既存のITインフラストラクチャを再構成せずに簡単にスケールアップすることができます。StorNextファイル・システムは現在、迅速なファイル・アクセスを提供し、Linux、Mac、およびWindowsオペレーティング・システムを含む異機種混在環境をサポートしています。

Park Roadは StorNext Storage Managerを使用して、高性能ディスクと大容量のテープ・ライブラリ・アーカイブ間のデータ移動を自動化しています。また、Scalar i6000は、短期的な再評価や処理だけでなく、長期的なアーカイブのために保持できるデータ容量が大幅に増加しています。

統合が完了すると、Park Roadのパフォーマンスは大幅に増加しました。同プロダクション施設のシステムは、日常的に、わずか数時間で数テラバイトのデータを処理し、ピーク時には一日に20TB以上処理することができます。