カンザス州立大学教育学部、StorNextを利用してメディア運用をアップグレード

カンザス州立大学教育学部は州内で最も多くの教師を養成している教育機関であり、メディア技術利用の草分けでもありました。同校では、すべての学生がデジタル資産の利用方法を学び、独自のメディア・センターである「Catalyst」がDVDへの書き込みから長編ドキュメンタリーの制作までを一手に担っています。


ビデオがカギ

Catalystのネットワーク管理者であるMatthew Heinrich氏は次のように説明します。「教育学部には数年前からフルタイムのビデオグラファーがいます。その人は上級のメディア系学生と協力して極めて広範囲にわたる資料を制作していますが、それらの資料は教育を支援するためのコンテンツと一般向けドキュメンタリーの両方を含んでいるため、当校では制作ツールと制作手法を最新の状態に保つことを最も優先していました。」

ITチームは早い段階からMacのプラットフォームで標準化を進め、プロフェッショナル・グレードの制作ツールを取り入れ、4Kコンテンツの制作を開始していました。「私たちは、すぐに使用するだけでなく、将来にわたって幅広く使用されるコンテンツを制作しているという認識があります。先日のドキュメンタリーのプロジェクトもそうでしたが、タンザニアやエクアドルにチームを派遣するときには、そのコンテンツを数十年以上にわたって再利用できるようにしておきたいと考えます。」

Xsanから新しいワークフロー・ソリューションへの移行

Heinrich氏は次のように語っています。「当校では通常、複数の編集者が同時に同じプロジェクトに取り組んでいるので、ワークフローの効率は非常に重要です。Apple Xsanは当初、環境の共有を提供していましたが、Apple社がXsanから重点を移したとき、私たちは、将来を見据えた新しいワークフロー・プラットフォームに移行することにしました。」

新しいソリューションを検討するうえで、チームの優先事項は明確でした。つまり、高解像度に対応した高性能共有ワークフロー、コストをできるだけ抑えること、長期にわたる実績を持つサプライヤー、既存のツール、プロセスおよびリソースの継続性を優先しました。「いくつかのベンダーを検討しましたが、既存のストレージをすべて入れ替えなければならず、コストが高くなる可能性がありました」とHeinrich氏は語っています。

あらゆるニーズを満たすStorNext

最終的に、Quantum StorNextへのアップグレードが決定されました。Heinrich氏は次のように説明します。「StorNextは最高性能のファイバ・チャネル接続とLANベースのNASストレージをサポートしています。StorNextでは、設置済みのストレージを引き続き使用できるのでコスト面で大幅に有利であり、Xsanと完全な互換性があります。」 StorNextシステムがメディア制作会社、テレビ・ネットワーク、映画スタジオの世界標準であるという事実から、チームはクアンタムの長期にわたる実績を確信することができました。「StorNextは、私たちが検討した中で、すべてのニーズを満たすことができる唯一のソリューションでした」とHeinrich氏は語っています。

コンテンツ、ツール、プロセスの継続性を確保するスムーズな移行

Heinrich氏は、クアンタムが提供した資料を使い、クアンタムのサービス・スタッフと相談しながら、ご自身で設置を行いました。木曜日にStorNext Xcellisストレージ・アプライアンスを設置し、週末には稼働を開始しました。Heinrich氏は次のように語っています。「XsanからStorNext への移行はとてもスムーズでした。月曜日の朝には順調に稼働し、すべてのコンテンツは編集者が利用できる状態にあり、すべてのツールおよびプロセスは以前と同じように見えていました。唯一の変更点はボリューム名でした。」

StorNextは、Catalystチームが投げかけるどんな仕事にも対処します。「私たちは、新しいカメラで、複数の4KストリームをStorNextにストリーミングすると同時に制作作業を進めていますが、システムが遅くなることはありません」とHeinrich氏は語っています。また、システムの信頼性はパーフェクトです。「設置以来、サービス・コールの必要は一度もありません。素晴らしいことです。」

保護の実現

高性能ワークフローの提供に加え、StorNextはWindowsだけでなくAppleプラットフォームをサポートするので、完成済みのコンテンツおよび進行中の作業のバックアップにCommvaultを使用することができます。Heinrich氏は次のように語っています。「プロセスが本当に自動化され、保護のレベルも上がりました。」

さらに、「StorNextの柔軟性にも満足しています。私たちは、将来的なSSD層の追加、独立したディスク・アーカイブの作成、クラウド利用の可能性についても検討していますが、StorNextはこれらすべてをサポートしています」と語っています。