金融機関向けのDXiソリューション

DXiでデータを保護する金融機関向けITサービス・プロバイダ

持続的成長をサポートするために、Celeroは、既存のデータのバックアップとディザスター・リカバリー・プロセスを改善したいと考えました。カナダを拠点とする情報技術サービス・プロバイダは、クアンタムのDXi®ディスク・バックアップと重複排除プラットフォームを採用しました。その結果、バックアップ、リストア、およびディザスター・リカバリーの処理を簡素化し、時間を短縮すると同時にコスト削減を実現しました。

課題:統合およびスケーラビリティ

10年前、Celeroは明確な委任の下、5つの協同組合組織によって設立されました。規模の経済のメリットを利用し、そのオーナー組織に高い信頼性で革新的な費用対効果の高いITソリューションを提供します。

Celeroのストレージ・アーキテクトであるBrant Kubas氏は、次のように述べています。「Celeroの設立時、5つの親会社はそれぞれ独自の方法で各自のデータを保護し、誰もが知っているあらゆるタイプのバックアップ戦略を使用していました。このやり方は非常に非効率的で、同社の成長計画にとって明らかに障害となっていました」

Kubas氏は、統合と拡張性の両方をサポートする技術を探していました。彼の課題は、地理的に分散した場所にある4つのデータセンターをサポートする、信頼性の高い効率的かつ直感的なデータ保護ソリューションを見つけることでした。

Kubas氏は続けます。「私たちの最初のステップは、適切なテープ・システムを評価し、データセンター間の重複排除およびレプリケーションが、当社の既存のプロセスをサポートできるかどうかを調査することでした。私たちには、クライアント・データをバックアップおよび保護するためのシンプルな費用対効果の高い方法と、当社の成長に対応するスケーラブルなソリューションが必要でした」

クアンタムとData Domainを比較評価した結果、同社は2台の36TB DXiアプライアンスの導入を決定しました。

Kubas氏はさらに続けます。「私たちが最初に重複排除を展開し始めたとき、重複排除は最先端の技術でした。当社は100%のコミットを提供するだけでなく、私たちのニーズを理解する技術パートナーを望んでいました。またそれらを満たすためにはおそらく時間がかかるため私たちは、この長期的な献身レベルを実証したクアンタムと一緒に行いました」

続く数年間、Celeroは、新しいDXiの世代が導入されたときに、そのシステムをアップグレードするためにクアンタムと共働しました。現在、同社は200TB DXi8500ソリューションを2台および40TB DXi6700シリーズ・アプライアンスを2台持っています。

メリット:スピードと信頼性

Celeroでは、クアンタムのDXiソリューションはバックアップ、リストア、およびディザスター・リカバリーの処理を簡素化し、時間を短縮し、同時にITコストを削減しました。

Kubas氏は述べています。「1台のクライアントのバックアップが7時間かかっていたのを、今ではわずか1時間で完了し、データの読み込みも2回以上行っています。そして、重複排除は、管理コストを抑えつつ、私たちのスケーラビリティのニーズを満たすことができます」

レプリケーションはCeleroのディザスター・リカバリー計画のバックボーンです。テープのシャッフリングに1日かかり、年間数千ドルのコストがかかっていたサイト間のデータ移動は、今ではDXiシリーズを使用して透過的にほぼ瞬時に行われるため、年間およそ20万ドルの削減につながります。

全体として、クアンタムのコミットメントは、顧客とのパートナーシップだけでなく、製品の継続的改良にとって不可欠です。

Kubas氏は次のように指摘します。「これらのシステムを継続的に改善するクアンタムのコミットメントは、私たちの長い関係の重要な要因となっています。私たちは、レプリケーション、データの取り込みで一定の改善を見てきましたが、今では、それは最高に優れ、改善され続けています。一言で言えば、クアンタムです」