StorNextでダイレクト・マーケティング担当者のパフォーマンスが10倍向上

急成長ブランドのBrand Developersは、製品開発から、マーケティング、コールセンター、テレビの直接キャンペーンを通じた消費者製品の販売までの事業を行っています。市場での成功はコンテンツの急速な成長をもたらし、ポストプロダクション・グループは、ストレージ・コストの急上昇や伝統的な保護戦略の失敗といった大きな問題を抱えることになりました。

ビデオ・エンジニアでシニア・エディターのMacEwan氏は次のように述べています。「当社のストレージ戦略は、1レイヤのNASストレージで始まりましたが、私たちのビジネスモデルをもはや維持することができなくなりました。そして、データ保護が重要であることは分かってはいましたが、500,000ドルの価値の映像を250ドルのディスクに格納して保護することにまったく意味がないことに突然気づいたのです」 同社は、増大するデータを管理し、保護と安全性を改善し、チームが共有コンテンツにアクセスできるソリューションを探すことを決断しました。

NASまたはストレージ層を増やす?

最初に提案されたオプションは、NASの追加でした。

MacEwan氏は説明します。「あるベンダーからは、私たちの目をくらますような提案や技術的な専門用語がたくさんあったが、私たちはその道を行きたくありませんでした。コストがあまりにも高く、その上、また古いデータを保護し、使用することが必要になるときが来るように思えたからです」

そこでチームは、テープ・ストレージのレイヤをアーカイブとして使用できるシステムを探すことを決断し、経験豊富なシステム・インテグレータであるFactorial社に相談しました。

StorNextのエンドツーエンドの共有ストレージとアーカイブ

答えは、主要な作業領域のためのStorNext®高性能ディスク、ファイル共有用のStorNextメタデータ・アプライアンス、およびStorNextテープ・アーカイブからなるクアンタムのエンドツーエンド・ソリューションでした。高速のポストプロダクション作業には40TBの容量があれば十分でした。すべてのプロジェクトは一元管理され、古いコンテンツは自動的に保護されて、テープ・ライブラリに格納されます。

MacEwan氏は次のように説明しています。「今やすべてのファイルが、統合されたバックグラウンド・プロセスとしてテープにコピーされています。StorNextシステムの素晴らしいところは、テープ上のデータが標準的なファイル・カタログの一部であること、そしてエディターたちは全く何の問題もなく、そのカタログを再利用できることです。これによってディスクの使用量ははるかに少なくなり、コンテンツも安全に保護され、ユーザーにも透過的にテープにアクセスすることができます。コストも、NASのみのオプションに比べて、はるかに低くなりました」

Factorial社のディレクターで技術エバンジェリストのTim Benson氏は次のように述べています。「導入に要した時間はわずか5日でした」

オープンなアプローチとハイパフォーマンス

クアンタムのソリューション・セットでは、さらにオープン・システム・アプローチと高性能という2つの重要なメリットが提供されます。

MacEwan氏は次のように述べています。「我々はWindowsとMacの2種類の編集ステーションを使用し、Avidツールの使用からAutodeskへ移行しています。StorNextがこれらのプラットフォームの両方を透過的にサポートできるということが、私たちにとって鍵でした」

さらに次のように続けます。「他の大きな利点は、処理速度が速くなったことです。エディターたちは、古いシステムのパフォーマンスにずっと不満を抱えていました。StorNextによって、1台の編集ステーションで7〜10倍の高速スループットが実現されています」

MacEwan氏は、このようにも述べています。「プロセス全体を通してクアンタムの協力は素晴らしいものでした。クアンタムは私たちが望んでいたものに耳を傾け、適切なソリューションへ私たちを導き、ロールアウトを手伝ってくれました。ストレージに関して、もはや私たちが気にかけることはありません。これは磐石なシステムであり、耳を傾けてくれるのであれば誰にでもクアンタムとStorNextソリューションを勧めます」