MetroEast Community Media社、StorNextでデジタル・ コミュニティ を活性化
MetroEast Community Media社は、コミュニティのメンバーによる積極的な市民活動への参加と多様な視点の表現を可能にする、デジタル・メディア・リソースを提供しています。同社は、メディア製品をサポートするためのスケーラブルで高性能な共有ストレージ環境を必要としていました。
共有ストレージ・ソリューションの必要性
初期のMetroEast社は、サイロ化された編集ステーションを頼りにデジタル番組を制作していました。「コンテンツをリムーバブルドライブに保存し、それをステーションからステーションへと持ち歩いていました」と、MetroEast社CIOのDavid Elkin-Tram氏は語っています。「ドライブを落としてしまってすべての作業が台無しになることもありました。」
MetroEast社のチームは、プロジェクトの共通ストレージ・リソースに共有アクセスできるソリューションを必要としていました。特に、性能、スケーラビリティ、Apple主体の編集室との互換性、コスト効果、使いやすさが優先事項でした。
Quantum StorNextソリューションを選択
専用の特殊なネットワーク接続ストレージ (NAS) システムと独自のイーサネット・ベースのストレージ/編集ソリューションを検討した後で、MetroEast社のチームはQuantum StorNextテクノロジーに基づいて構築されたファイバ・チャネル・ソリューションを選択しました。
Elkin-Bram氏は次のように語っています「StorNextには、私たちに必要になるとわかっていた性能をサポートできる直接のファイバ・チャネル接続がありました。従来のブロック・ベースのRAIDによる冗長性を持っていましたし、明確な価格設定でした。それに、Apple社のXsanというこれと非常によく似た互換製品を使い、気に入っていたスタッフもいました。」
このソリューションは、MetroEast社が必要とする共有アクセスを提供します。「全員が6つの編集室から共通のストレージにアクセスでき、信じられないほど役立っています」とElkin-Bram氏は語っています。
性能の向上
4Kなど、高解像度フォーマットでの作業の増加をサポートするため、同社はStorNext QXS-1200ディスク・ストレージを採用しました。Elkin-Bram氏は次のように語っています「以前のストレージ・アレイではもう追いつけませんでした。編集者が同時に複数のウィンドウでコンテンツを流しながら同期機能を使用してマルチクリップ編集を行おうとした場合は、特に問題でした。」
新しいシステムは、運用コストを削減しながら高性能を実現しました。「QXS-1200を使用することで、性能が向上しただけでなく、コスト削減によって数年でシステムの元が取れる見込みです」とElkin-Bram氏は語っています。
アーカイブ層の追加
ファイルのバックアップとアーカイブのプロセスを効率化するため、MetroEast社は、LTOベースのStorNext AELアーカイブと共に、StorNext自動移行/アーカイブ・ソフトウェアを環境に追加しました。新しいシステムは作業のコピーをアーカイブに自動作成し、進行中の作業の複数のバージョンを保存します。
「以前のコンテンツすべてをStorNextアーカイブ・システムに移行し終えたとき、活動的な仕事のために大量のディスク容量が解放され、コストはさらに削減されるでしょう」とElkin-Bram氏は説明します。
将来への備え
Elkin-Bram氏は次のように語っています「コンテンツの作成、保存、および放送の技術は急速に変化しています。クアンタムのおかげで、進化の次の段階にも対処できる柔軟性とスケールがもたらされました。」