クアンタムを基盤としたQ-Safeクラウド・データ保護サービス
Hipskind Technology Solutionsグループは、特別なストレージ、仮想化、データ保護の専門知識を有する、シカゴ地域の大手付加価値再販業者として起業しました。Hipskind社は、バックアップ、ディザスター・リカバリー、およびビジネス継続性を顧客に提供するために、独自のクラウドベースのデータ保護サービスを立ち上げた際に、重複排除パートナーの必要性を感じました。重複排除はローカル・ディスクの保存データを削減するとともにWAN経由のレプリケーションを可能にし、クラウドでリソース使用率を向上させます。最終的には、保護の強化と大幅なコスト削減をもたらします。
重複排除のパートナーを探して
Hipskind社のゼネラル・マネージャー、Wally Lang氏は次のように述べています。「私たちは自ら赴いて、市場にあるすべての重複排除アプライアンスをこの目で見て検討しました。クアンタムを選んだのにはいくつかの理由がありますが、大きな理由は、その重複排除アルゴリズムの優れたところでした。クアンタムは可変長のアルゴリズムであるため、標準的なブロックレベルよりもはるかに大きい重複排除を行うことできます。これにより、私たちは、顧客のサイトの小さな領域により多くのデータを格納することができ、ネットワークで転送するレプリケーション・データのサイズも小さくなっています」
Hipskind QSafe:クアンタムのテクノロジーを活用したマルチサイトの保護
Hipskind社のQ-Safeサービスでは、物理または仮想のいずれかの環境で、顧客のサイトにQuantum DXiアプライアンスを設置します。ローカル・バックアップはアプライアンスに保存され、ディザスタ・リカバリ用のコピーが同社のクラウドにレプリケートされて保存されますが、これはまさにDXi技術に適したユースケースです。このサービスは、データを保護するためにテラバイトから数ペタバイトまで拡張することができます。
Lang氏によるとHipskind社では、「お客様に提供するプロセスを自動化しており、プライマリ・コピー、ローカル・バックアップ、およびレプリケーション・コピーの3つ種類のファイル・コピーを物理的に異なる2つの場所に分散しています」。DXi技術がローカル・サイト、クラウド、およびレプリケーション実行中の暗号化オプションを提供しているため、データは安全に保護されます。
「QSafeはOPEXモデルを採用しているため、顧客は設備投資する必要がありません。そのうえ、最新の技術を導入できるだけでなく、自分で調達して配備する場合よりも低いコストですべてのメンテナンスとサービスを得られるという決定的なメリットがあります」
物理サーバーおよび仮想サーバーの柔軟な高速リカバリー
ユーザーがDXiアプライアンスからローカルにファイルをリストアする方法や、Hipskind社がネットワークを介してクラウドからコピーを送信して失われたファイルをリストアする方法、さらにQ-Safeがリムーバブル・ストレージ上のプライマリ・サイトにファイルを転送する方法があります。システムは物理サーバーと仮想サーバーの両方をサポートしています。
Lang氏は次のように述べています。「当社がクアンタムを選択したもう1つの理由は、vmPROソフトウェアです。これは仮想マシンをローカルで保護し、ネイティブ・フォーマットでバックアップ・コピーを作成します。ファイルを再構築する必要がなく、当社のクラウドで仮想マシンのコピーを起動させることもできます。これは、ビジネス継続のための非常に強力で高速なオプションです」
技術とビジネスをサポート
DXiシリーズとvmPROに加え、Hipskind社は顧客の長期的な保存のニーズに応え、クアンタムのScalar LTOライブラリも活用しています。
Lang氏は次のように述べています。「クアンタムは、技術とビジネスの両方の面で強力なパートナーとなっています。エンジニアリング・サポートに加え、製品知識の習得や技術者の訓練をサポートし、柔軟な価格モデルの提供などによって、当社のビジネス構築が実現しました。的確な選択でした」