Baltimore Ravens
StorNext Proソリューションを使用し、ワークフロー・アプリケーションを統合することで、このシステムを数週間で導入することができました。システムの立ち上げと稼働はゲームのプレシーズンに十分間に合いました。
- Jay O’Brien氏、
Baltimore Ravens、Broadcasting & Gameday制作ディレクタ

Baltimore Ravensは技術革新とワークフロー強化の20シーズン目を祝う

1996年のBaltimore Ravensの誕生以来、ファンのフットボール観戦の方法は大きく変化しています。スタジアムの中では、会場の高精細RavensVisionスクリーンでビデオ・クリップ、画像、リプレイを観覧し、スタジアムの外では、テレビやソーシャル・メディアで試合を視聴します。エミー賞を受賞しているRavens Productionsでは、ファンがどこでも観られるコンテンツを配信することが課題となっています。

Baltimore RavensのBroadcasting & Gameday制作ディレクター、Jay O’Brien氏は次のように述べています。「私たちのテレビ放送番組がなく、M&T Bankスタジアムでゲームがないときでも、ファンは、チームのWebサイト、モバイル・アプリ、ソーシャル・メディア上で魅力的なコンテンツの提供を要望します」

豊かな遺産をより有効に活用

Ravens Productionsは、ビデオテープに録画された19年分のゲーム、フィールド外の活動、コミュニティのイベント、記者会見といった資産をより有効に活用するために、ビデオテープベースのワークフローからファイルベースのシステムへ移行することにしました。

O’Brien氏は述べています。「正直に言えば、私たちにどのような資産があるのかまったくわからなかったし、あることが分かっても、それを見つけて再利用することが困難でした」

単にテープレスにするだけでなく

O’Brien氏と彼のチームは、Integrated Media Technologies(IMT)に協力を求めました。

「私たちは、信頼性、費用対効果、およびスケーラビリティに優れたプラットフォーム上に構築され、アーカイブ映像へのアクセスが容易なシステムを望んでいました。2015年のトレーニング・キャンプが始まる前には、このシステムを立ち上げて稼動することが至上命令でした」と、O’Brien氏は説明します。

クアンタム、Levels Beyond社、Telestream社のソリューション統合による解決

IMTは、主要なプロバイダーであるクアンタム、Levels Beyond社、およびTelestream社のソリューションの統合を推奨しました。進行中の作業およびアーカイブされたコンテンツへの共有アクセスは、デュアル冗長構成のStorNextメタデータ・コントローラ(MDC)、StorNext Pro Studioストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)、 StorNextファイル・システムとStorNextストレージ・マネージャ、およびStorNext Archive-Enabled Library(AEL)など、すべてクアンタムのソリューションによって提供されます。メディア・アセットとワークフローの管理はLevels Beyond社のReach Engine(LBRE)Studioで行い、高性能なトランスコーディングはTelestream社のVantageで行います。

ワークフローに最適化されたストレージとメディア・アセット管理との統合

新しいワークフローでは、作業中のコンテンツとプロキシはQuantum QXS-1200 RAIDアレイに格納されます。すべてのコンテンツは、StorNext 5によって編集者やグラフィック担当者の間で共有され、Levels Beyond Reach EngineのMedia Asset Manager(MAM)とTelestream社のトランスコーディング・エンジンによって直接見ることができます。

IMTの営業担当シニアVP、Jason Kranitz氏は次のように述べています。「StorNext 5は、高性能な共有ファイル・システムを介してコンテンツを提供するため、他のアプリケーションと統合することが容易です」

非アクティブなファイルは、StorNextストレージ・マネージャによって自動的にAEL500アーカイブに移動されます(移動はLBRE MAMで管理)。編集者はアクティブなコンテンツと同じインターフェースでアーカイブを参照し、過去の素材にすばやくアクセスすることができます。

Jay O’Brien氏は述べています。「制作チームは、初めて、Baltimore Ravensの最初の19年間分のコンテンツに直接アクセスすることになります」

かけがえのない資産をより安全に保護

他のメリットとして保護の強化が挙げられます。StorNext AELのアーカイブには、保存されたメディアを自動スキャンしてコンテンツの品質(完全性)を追跡できるExtended Data Life Management(EDLM)が搭載されています。摩耗の兆候が検出されたコンテンツは、新しいメディアに書き込まれます。テープのコピーもオフサイトに移動させることができます。

IMTのエンジニアリング副社長、Jose Palencia氏は次のように述べています。「(EDLMは)アーカイブに完全性のレベルが追加されますが、これを提供できるベンダーはクアンタム以外にありません」

事前構成されたテスト済みのシステムでインストールを簡素化

StorNext Pro Studioとアーカイブ対応ライブラリを使用することで、Ravens Productionは、事前設定された本番環境でテスト済みのコンポーネントにより、システムの展開を簡素化し、効率化できます。連携製品、MAM、編集、およびトランスコーディングの組み合わせは、ソリューション・セット全体で互換性が保てるように設計されています。

Jay O’Brien氏は説明します。「StorNext Proソリューションを使用することで、このシステムを数週間で導入することができました。システムの立ち上げと稼働はゲームのプレシーズンに十分間に合いました」

「私たちは高速かつ費用対効果に優れたメディア・ワークフローを必要としていました。そして私たちにとってこれが完全なソリューションです」

使用製品

主な特長

  • 高性能SANでコンテンツへのアクセスを共有できるようにすることで、チームメンバーの生産性を向上
  • 取り込みから編集、トランスコーディング、およびアーカイブまで、すべてのコンテンツおよびワークフローの制御が可能な組み込みのメディア・アセット・マネージャを使用して、ワークフローを簡素化
  • メディア・アセット・マネージャで制御し、編集チームが直接アクセス可能な統合アーカイブを使用するシステムで、より多くのコンテンツを低コストで処理
  • メディアの検証と移行を自動化することで、コンテンツをより効果的に長期にわたって保護
  • オープン・プラットフォームのアプローチにより、過去の投資を保護する一方で、より費用対効果の高い最新の技術を採用できる柔軟性を提供
  • StorNext分散LANクライアントは、イサーネット接続でコストを抑えながら、NASより高速なパフォーマンスを実現

Baltimore Ravensについて

Baltimore Ravensは、メリーランド州ボルチモアに拠点を置き、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のアメリカン・フットボール・カンファレンス(AFC)のAFC北地区に所属するプロのアメリカン・フットボール・チームです。Steve Bisciotti氏が所有するこのチームは、オーウィングス・ミルズのUnder Armourパフォーマンス・センターに本社を置き、1998年以来、ボルチモアのダウンタウンにあるM&T Bankスタジアムでホームゲームを開催しています。Baltimore Ravensは、2000年以降プレーオフに10回進出し、スーパー・ボウルの優勝が2回(第35回、第47回)、AFCチャンピオンシップのタイトル獲得が2回(2000年、2012年)、AFC北地区のタイトル獲得が4回(2003年、2006年、2011年、2012年)という輝かしい歴史を持ち、現在、スーパー・ボウルの出場回数で完璧な記録を保持するNFLの唯一のチームです。

IMTについて

Integrated Media Technologies(IMT)社は、ビジネス・コンサルティングとプライベート、ハイブリッド、およびパブリック・クラウドのワークフロー・ソリューションのためのTCOモデルの提供を専門とする、コンサルティング、設計、およびシステム・インテグレーション企業です。顧客は、メディア技術、ストレージ、アセット管理、高性能コンピューティング、ネットワーキング、および24時間365日のサポートに焦点を当てたミッションクリティカルなソリューションとサービスを提供するIMTに信頼を寄せています。ロサンゼルス、シリコンバレー、ダラスに拠点を置くIMTは、技術から新たな価値と効率性を引き出すために設計されたさまざまなソリューションを、メディア&エンターテインメント産業、IT産業、政府/教育機関、医療機関に提供しています。